【初心者向け】誰にも聞けない正しいパソコンの電源の切り方

パソコンの電源の切り方と言えば誰でも知っている常識的な事だと思っているかもしれませんが、初心者の方や子供はDVDプレーヤーやテレビのスイッチと同じように電源ボタンを押してパソコンの電源を切っている事もあります。それが正しい方法なのかどうかはパソコンの機種や設定によって違う事はご存知でしょうか?方法によってパソコンの寿命を短くする原因になる事もある電源の正しい切り方を覚えましょう。

パソコンは電源ボタンを押して切らないほうがいい?

パソコンの電源ボタンをポンと押して画面が暗くなっただけでパソコンが終了したと思っていませんか?実はパソコンの電源は切れてなく、スリープ状態になっているだけかもしれません。スリープ状態になると殆どのパソコンは電源ランプがゆっくりと点滅します。スリープモードになっているパソコンは省電力状態になっていますが電源が切れていないので電気を消耗している状態です。

電源ボタンを長く押して切ると強制終了になる(危険です)

電源ボタンをポンと押しただけでは電源ランプが消えない為に電源ボタンを長押しして電源を切っていませんか?電源ボタンを長押しして電源を切ると強制終了になります。パソコンは終了する時に内部プログラムを正常に終了し、次回電源を入れた時に正常にWindowsを起動できるようにしなければいけません。強制終了してしまうとプログラムデータが壊れて最悪の場合パソコンが起動しなくなる可能性があります。

電源ボタンを押した時の動作はパソコンの機種により違います

Windowsはパソコンの電源を押した時に「スリープ」にするのか「シャットダウン」するのか設定を変更する事ができます。このスリープにするのかシャットダウン(終了)すのかはお使いのパソコンによって違います。殆どのパソコンは電源ボタンを押した時に「スリープモード」になるように設定されているようですが、地デジも見る事ができる液晶一体型のパソコンなどでは電源を押した時にシャットダウンするように設定されているケースもあるようです。

電源ボタンを押した時の設定を確認しよう(Windows7の場合)

一番良いパソコンの電源の切り方はこの後にご紹介する「マウス操作で電源を切る」方法ですが、どうしても電源ボタンでパソコンを終了したい場合は、電源ボタンを押したときの設定を確認しておく事が必要です。前にも説明したとおりパソコンによっては電源ボタンを押した時にシャットダウンせずにスリープになる事もあるからです。

まずは、「スタート」ボタンをクリックしてから「コントロールパネル」をクリックします。

コントロールパネルのウィンドウが表示されたら、「システムとセキュリティ」をクリックします。(赤枠内)

次に「電源ボタンの動作の変更」をクリックします。(赤枠内)

次の画面で電源ボタンの設定を確認できます。下図ではノートパソコンを例に表記しています。ノートパソコンにはバッテリーでパソコンを使っている時と、コンセントにACアダプタを差し込んで使っている時があります。下図では「電源ボタンを押したときの動作」がバッテリ使用時でも電源に接続している時でも「スリープ状態」になるように設定されています。ここで、「電源に接続」の下のボタンを押すと他に選べる項目が出てくるので「シャットダウン」を選ぶことができます。シャットダウンを選ぶと、次回から電源ボタンを押した時にパソコンの電源が切れる事になります。※設定を変更したらウィンドウ内下の「変更の保存」を押しましょう。

ノートパソコンでは電源を押した時の設定のほか、カバー(画面)を畳んだ時の設定もする事ができます。

電源ボタンを押した時の設定を確認しよう(Windows10の場合)

まずは、画面右下の「スタート」ボタンをマウスの右ボタンでクリックします。次に「電源オプション」をクリックします。※はじめのスタートボタンだけ右クリックです。

次の画面で「電源の追加設定」をクリックします。(赤枠内)

次の画面で「電源ボタンの動作の選択」をクリックします。(赤枠内)

次の画面で電源ボタンの設定確認ができます。下図ではWindows10を搭載したデスクトップパソコンでの例です。赤枠内をご覧ください。電源ボタンを押したときの動作が「シャットダウン」になっています。ここをクリックすると電源ボタンを押した時の動作を選べるようになっています。

【推奨】マウス操作で電源を切る(一番確実な方法です)

電源ボタンを押して切るのではなく、マウス操作で電源を切る方法が一番確実で不安が残らない方法です。Windows7とWindows10では方法が違いますので下記図を参考に操作方法を覚えましょう。

Windows7の場合は、画面左下の「スタート」ボタンをクリックし、「シャットダウンボタン」を押します。

Windows10の場合は、画面左下のスタートボタンを押し、すぐ上に出てきた「電源マーク」を押します。次に「シャットダウン」を押します。

シャットダウンを押しても直ぐには終了しない場合もあります。

シャットダウンを押すと、Windowsは開いているアプリケーションや内部プログラムを終了させてから電源を切ります。その為シャットダウンに時間がかかる時もあります。また、Windowsの更新プログラムがある場合はさらに時間を要する場合もあります。いずれにしても自動的に電源ランプが消えるまで待つことが肝心です。

Windows10では2つの電源の切り方がある

Windows10には上記のWindows10のシャットダウン方法のほかにもう一つの電源の切り方があります。実は上記の方法は次回パソコンの電源を入れた時に、起動するまでの時間が早くなるようにWindows10のシステム情報を保存してシャットダウンしています。これは「高速スタートアップ」機能と呼びます。普段は上記のシャットダウンを使って終了する事に問題はありませんが、前回終了した時と次回起動する時で物理的にシステム構成が違う時に問題がでる場合もあります。具体的には、周辺機器を取り付けたり、ノートパソコンのバッテリーを取り外したり、メモリを増設したりとシステム構成を変えて次回起動するような時の事です。その場合は、高速スタートアップ機能を使っている「シャットダウン」ではなく、「パソコンの電源を完全に切る」事が必要です。(Windows7には当てはまりません。)

Windows10のパソコンの電源を完全に切る方法

では、Windows10でパソコンの電源を完全に切る方法です。手段は様々ありますが、一番簡単な方法を下図に示します。スタートボタンを押すところまでは一緒ですが、そのあとにキーボードの「SHIFTキー」を押したまま「電源マーク」をクリックし、次に「シャットダウン」を「SHIFTキー」を押したままクリックします。※シャットダウンを押すまで「SHIFTキー」は押したままです。

これで、Windows10の完全に電源を切る事ができます。